当店の数の子は味付だし数の子です、塩抜きしただけではありません 


   数の子はコリコリとした食感が命。

 人工数の子、形成数の子は一切使っていません。
 
 コリコリとした食感のある塩数の子を仕入れています。


   塩数の子は、そのままでは当然塩辛くて食べれません。

 また、裏には薄皮があるので掃除しなくてはなりません。


   
 薬品で裏にある薄皮を溶かせた数の子もありますが、
 

 当店ではあえて皮付きのものを使っています。

 酒を入れた水に数の子を暫く浸しておき、形を崩さないように丁寧に
 
 手作業で薄皮を剥いていきます。


   薄皮を剥き終えたら水につけて塩抜きしておきます。

 吸物などに使う鰹だしより3倍ぐらい濃い目の鰹だしを引き、味付けします。
 
 味付けしたダシに更に追い鰹をして鰹味を利かせます。


   冷ませて鰹をこして、数の子の鰹だしの出来上がり。


   塩が抜けたら水分を取ります。
 
 水を含んだままに鰹だしに漬込むと味が薄まってしまうからです。


   鰹が利いたダシ汁に数の子を漬込み出来上がり。

 味を染み込ませるために3日は漬込んでおきます。

 上にぎり、特上にぎりに使う時は、糸鰹を添えてにぎります。